期日:2019年9月21日(土)
会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場
主催:一般財団法人 愛媛陸上競技協会
共催:特定非営利活動法人パラワク
株式会社フジ
後援:愛媛県障がい者スポーツ協会
愛媛県障がい者スポーツ指導者協議会
愛媛県障がい者陸上競技チャレンジ記録会の開催への思い
2016年の障害者スポーツ大会の選手育成・強化対策で始まった「障がい者陸上競技チャレンジ記録会」を、これからの障がい者スポーツの在り方を模索していく大会に…。そこには、障がいの有無に関係なく、誰もが参加できる競技会を目指していきたいと考えている。
そこで、パラアスリートを目指す選手の環境整備・調整を支援するNPOの「パラワク」と企業の「フジ」が協力し合って、共に生きる地域社会の発展を目指し「愛媛県障がい者陸上競技チャレンジ記録会」を盛り上げ、今後の「障がい者陸上競技チャレンジ記録会」を構築していきたい。
以上の思いと、皆さんにぜひとも知っていただきたい、以下の3点を盛り込んで、チラシを作成しました。
<その1>
「愛媛県障がい者陸上競技チャレンジ記録会」この大会は、障がいのある方は、誰でも参加できる大会であること。
<その2>
愛媛県在住の、陸上競技におけるパラリンピアンで、日本記録保持者でもあるお二人、矢野繁樹選手と井上聡選手のこと。
<その3>
愛媛県で初の試み「ユニバーサルリレー」(アンリミテッドリレー)のこと。
- 愛媛県陸上競技協会専務理事
- 株式会社フジ 人事総務部人事課長
- 特定非営利活動法人パラワク理事長
- チャレンジ記録会 運営責任者
愛媛初の「ユニバーサルリレー(アンリミテッドリレー)」大成功!!
- 第1走者
矢野繁樹選手(伴走:瀧本啓太選手)視覚障害(T11全盲クラス)
- 第2走者
大島信也 聴覚障害
- 第3走者
富永晃平 脳性まひ
- 第4走者
井上聡 車いす(T51)車いすの区分で最も障害の重い区分
「ユニバーサルリレー」とは、視覚障がいクラス、立位のまひ及び機能障がいクラス、脳原性まひクラス、車いすクラスの順番で走り、男女各2名で、男女の順番は自由。このリレーは、来年度の開催の東京パラリンピックから開催される新種目にもなっているリレーで、今年6月の日本選手権でも行われました。愛媛県では、この障がい区分を設けると参加することが困難になるため、愛媛県ならではの「アンリミテッドリレー」障がいの区分、有無、男女に制限なく、誰でも参加できるリレーにして実施しました。
このリレーに、矢野選手と井上選手が同じチームで出場。愛媛県人のレジェンドであるこの二人と、これからのパラリンピックを目指すアスリートとがバトンを繋ぐという、本当に意義深いレースであったのです!!
アンリミテッドリレーで、一緒にレース参加!愛媛マスターズ
渡部四郎選手、杉山裕二選手、八木義文選手、尾上泰士選手、定由征司選手、森田慎也選手
「一緒に走って、楽しかった~~!はい、チーズ!!」
渡部四郎選手:2016年第22回世界マスターズ陸上選手権大会400mリレー(60~64歳クラス)金メダル
定由征司選手:2016アジアマスターズ選手権大会100m優勝
尾上泰士選手:2016年アジアマスターズ選手権大会400mH優勝
松山城南高校生徒会の取組
松山城南高校では、昨年度の矢野繁樹選手の講演を機に、愛媛で活躍するパラアスリートについてもっと知りたい!ということで、今回のチャレンジ記録会を生徒会が取材しました。
10月26日、松山城南高校文化祭で、全校生徒を対象に、『エンジョイパラスポーツ!』を企画。
(生徒会の発表とパラワクの川崎理事長の講話。)
・パラリンピック種目の紹介
・チャレンジ記録会取材報告(動画)
・愛媛のパラアスリート紹介(動画を含む)
・パラアスリート支援とテレワークという働き方の紹介
以上の内容を城南高校の生徒、教職員の皆さんが熱心に聞いていました。
大変充実した内容でした。
生徒会の皆さんの熱心さに感動しました!!